本日は応用として、半日ごとに『フライス盤』と『旋盤』に分かれて実習をしました。
『フライス盤』は刃物による面精度に違いを、『旋盤』は四爪旋盤の体験、ローレット
加工実習と講師による雌ねじ作成のデモンストレーションを行いました。
『フライス盤』
前回までに作成した、凹状の部品の四隅をそれぞれ違う種類の刃物
(フライングエンドミル、ハイスコーティングエンドミル、超硬エンドミル、
インサートエンドミル)で切削します。
刃物の差異による表面精度(表面粗さ)の差異を計測します。
四爪旋盤はワークの取り付け爪が独立して動くので、中心に取り付けるのが難しい。
そのテクニックを学びました。
ローレット加工を体験しました。
銅、真鍮、アルミニウム、ステンレスの4種類について、材質による差を体験しました。
最後に講師による雌ねじ作成のデモンストレーション(内側へのネジ切、端面仕上げ、
ローレット加工、面取り加工、ワークからの切断、端面仕上げ)を見学しました。
ワークからの切断直後のねじ。
このあと、ローレット加工をつぶさないように冶具を使って再び旋盤に取り付けて、
切断面の仕上げをして完成品となります。
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