3次元構造解析ソフトANSYS応用講座「動解析」をANSYS社の代理店である
サイバーネットシステム株式会社の協力で開催しました。
線形・非線形に関わらず、基本的に静解析では定常状態での「強度評価」に主眼が置かれた手法ですが、実際の物理現象では、時間の変化と共に状況が変化する場合や、慣性力の影響が無視できない状況が多々発生します。また振動状態では、静的な「強度評価」に加え動的特性を示す「剛性評価」も重要な項目となります。
この様な動的挙動(時間変化に伴う応答の変化や振動状態)を解析するには、静解析では必要の無かった「慣性」や「減衰」または「時間依存の境界条件」と言ったより高度な設定項目が含まれます。
本講座では、ANSYS による動解析の操作方法だけではなく、解析の基礎知識やモーダル解析の結果評価手順と言ったノウハウを実習を通しての習得を目的しました。
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