2014年5月21日

《第152回イブニング交流会》を開催いたしました。

第152回産学官イブニング研究交流会を開催いたしました。

「分光計測技術の応用 ~色では見えない色々なこと~ 」と題して
一関工業高等専門学校 制御情報工学科 助教 小林健一 様を講師に
お迎えして講演を頂きました。

分光計測とは、物体からの反射光や透過光から、様々な情報を得る技術です。
たとえば、ヒトは可視光のスペクトルを「色」として知覚し、多くの情報を得て
いますが、視覚には以下のような制限があります。
 ・連続スペクトルを、いわゆるRGBの3次元情報に落として知覚している。
 ・可視波長(約380~780nm)の光しか知覚できない。
今回は、より詳細な色≒可視波長帯の光や、近赤外光の分光特性を用いることで、
ヒトには識別出来ない不可視情報の可視化・判別・定量化を非破壊で実現した例と、
それを高価な分光装置無しに実装した例についてお話をいただきました


その後、参加のみなさんで懇親会を実施しました。



 

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